こんにちは!
ホロスコープと引き寄せで私を輝かせる。
星よみセピストYUKAです♪
私は今、サビアンシンボルのことを学んでいます。
今回は、「サビアン?なにそれ?」という方も分かりやすいよう、
- サビアンとは何か?
- 牡羊座1度(サビアンの1番はじめ)のシンボルについて
ということを解説していきますね^^
目次
サビアンシンボルってなに?
サビアンシンボルとは1度1度意味付けされたイメージ
サビアンシンボルというのは、1920年代アメリカで提唱されたホロスコープの手法の一つ。
サイン1度1度に意味(というかイメージ)を与えたものです。
占星術家マーク・エドモンド・ジョーンズという人が、透視能力を持っていた女性エルシー・ホィーラーに協力してもらい、
12星座の1度から30度、、つまり360個分のイメージをチャネリングしてもらったのです。
このとき、
「はい、じゃあ牡羊座1度から初めて次は2度ね」
みたいに順番にやったのではなく(笑)
カードの裏にサインと度数を書いたものをランダムに透視してもらいました。
このように、サビアンシンボルというのは、まずはじめに『チャネリングしたイメージ』があるのです。
そのためか文章を見ただけでは、ぱっと見よく分からないのも多々あります。

そのため、サビアン の解釈については、後から様々な解釈や意味付けがされてきました
日本でのサビアン
それで、私はサビアンを知った時にすごくワクワクしたんですね。
自分のサビアンを見て「おぉ〜!なんかよく分からないけど、おもしろい!」と(笑)
水サインが強く、スピリチュアルとか目に見えないものが好きな私には、このサビアンシンボルがぐっときたわけです。
そして、サビアン第一人者と言って過言ではない松村潔先生の本がこちら。
こちらの本、とても分かりやすいです。
ただし松村先生の解釈は、著作の中で『ジョーンズの説にほとんど配慮することなく、著者流の展開で書いたもの』と言っているように、松村先生流に解釈がされています。
だからハウスやサインから解釈する通常のホロスコープとあまり乖離がないし、イメージの解釈がしやすいです。
牡羊座1度のサビアンシンボル
今回は、始まりである牡羊座1度のサビアン のイメージについて考えていきましょう♪
(ちなみに以下の解釈は上の松村先生の本当は全く関係ないです。笑)
牡羊座は命の始まり

牡羊座1度のサビアンシンボルは「女性が自らあがり、アザラシも上がり彼女を抱く」です。
ホロスコープというのは輪です。
牡羊座が「命の誕生」とするなら、1番最後の魚座は「母親の子宮の中」を表すといわれます。
循環しているのです。
そんな命の誕生を表す、牡羊座1度のサビアンシンボルは、いきなりアザラシが出てきます。
言及されていませんが、アザラシが上がってくると言うことは、海なのでしょう。
海というのは全てが溶け込んだ魚座的な場所です。
そこから全ての命が生まれます。
また、子宮というのも、水で満たされた海のような場所ですね。
そういう、『命の源』と言えるところから、女性が陸に出てくるのです。
牡羊座1度のアザラシは2つの世界をつなぐ存在
じゃあこの、女性と一緒に出てくるアザラシとは、何者でしょうか?
アザラシとは英語でいうと「seal」で、ゲルマン語の「selkhaz」が語源です。
そしてこの語源をたどっていくと、ある神話にたどり着きます。
それは、スコットランドやアイルランド、アイスランド周辺に伝わる、「セルキー ( selkie, selchie)」という「あざらし人間」のお話です。
セルキーは普段は海の中で暮らしています。
でも、陸に上がる時にアザラシの皮を脱いで、人間の姿になるんだとか、、。
この伝説の内容としては、「あざらし人間」が人間と夫婦関係を結ぶという恋物語(時に悲恋)が中心だそうです。
こういったヨーロッパの寒い地域では、アザラシは狩猟の対象で、貴重な食糧でした。
アザラシやクマのように、狩猟対象である動物が神話や伝承に登場するのは、アラスカや日本のアイヌ族にもみられるそうです。
こういった動物たちは、その地域に住む人々にとって「自分たちに命を分け与えてくれる」大切な存在だったことでしょう。
付け加えると、アザラシというのは不思議な動物です。
海の中で暮らしていて、当たり前ですが泳ぎも得意なのに、陸に上がる事ができます。
2股に分かれた尾っぽで上体を起こして進んでいく姿、それはまるで人間が歩いているようにも見え、これらの伝承が生まれるのも不思議ではない感じ。
そう考えると、、
ポイント
アザラシは、全てが溶かしこまれた命の源である海と、陸の人間をつなぐ象徴的存在です。
2つの世界をつなぐものとして、西洋的な妖精とか天使に近いシンボルかもしれません。
女性は、「あの世の世界」あるいは「無の世界」から、この地上にポン、と投げ出された真新しい命、、いわば赤ん坊です。
そう考えると、その生まれたばかりの命を介抱するものとして、アザラシというのは実にふさわしい存在であるように感じられるのです。
見えないつながりを示す
そう考えると、サビアン牡羊座1度は
「物事の始まり」「自分の足で立つ」「パイオニア」「実は一人ではないこと」「目に見えない世界と見える世界をつなぐ」
こんなイメージを持っているのではないでしょうか。
この世界に生まれるというのは、赤ちゃんからしてもそれはそれは大変です。
水の世界からいきなり外の世界に飛び出て、母親とのつながりも切れてしまいます。
これは大きな「分断」ですが、でも、私たちがこの世に埋めれる瞬間というのは、このアザラシのように『つながりをもたらす存在』がそばにいてくれることを示しているのではないでしょうか。
牡羊座1度のサビアンまとめ
以上がアザラシから読み解く「牡羊座サビアン1度」のイメージでした。
私自身、こんな感じで、星座やサビアン の解釈は

と思いつつ、西洋の歴史的意味合いを考えるのも面白いですね♪
こんな風に、、ホロスコープをみる時は、ぜひあなたも「自分のピンとくる感覚」を大切にしてくださいね!
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました^^*
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